それにしても今回のアップデートはなんだか盛りだくさんな感じですね。把握するには以下のようなページを見ればいいんじゃないかな。
明らかになった「iPhone OS 3.0」--新機能を詳しくチェック:スペシャルレポート - CNET Japan
iPhone OS 3.0は夏提供。コピペ、プッシュ通知、A2DP、Spotlight検索、P2P対応
さて、私が気になった機能についていくつか。まずはBluetooth関連から。A2DPがやっとサポートされまして、これでSBT01などのBTアダプタを使うことなくワイヤレスで音楽を楽しむことが出来ますね。3.0にアップデートしたらSBT01どうしよう…。ほかにもiPhone/iPod touch同士でのファイル交換が可能に。これはOPPなのかな・・・だとしたら他のBluetooth搭載機器とのファイル交換も可能なはず…むしろそれが出来ないとあんまり意味がないような。
それから待望のプッシュ・ノティフィケーション(通知)機能が搭載されますね。これはIMや他のアプリケーションでも新着通知がなされる。今まではアプリケーションを開きっぱなしにしておく必要があったけどアプリがオフのときにでも通知されることで他のアプリを使いながらTwitterやIMができそうですね。
他にも検索やコピペ、MMSに対応する。このあたりの機能はどうして今まで搭載されていなかったのかと思えるようなものばかりですね。MMSに関してはどうなるのか見守りたいところです。SMSとMMS、E-Mailをどう使い分けていこうかとかね。日本だとMMSとE-mailの使い方がちょっと被るんじゃないかな。あとは、メモがiTunesと同期できるようになるみたいだけど、これはどうでもいいかな。他の携帯電話やPCからもアクセスするならEvernoteとかのほうが良さそう。
全体的にはサードパーティappやJBによって達成されていたものをApple謹製で出してきたってところでしょう。新機能の中ではappストアの仕組みが変わったことが大きいですかね。これはApple以外には手が出せないところですから。
これまではappは売り切りでしたが月額制の課金が可能になる。日本の携帯電話のコンテンツは月額制が主なのでこれを機に参入してくるところがますます増えてくるでしょうね。また、対応アプリ内で追加コンテンツを購入する事が出来るようになります。ゲームなんかでは新しいステージやアイテムがゲームの中で購入できるということですね。ユーザはますますお金を落としてしまいそうです。
iPhone OS 3.0の配布は2009年夏に公開の予定で、開発者向けには発表当日から公開されるようですが、iPhoneユーザには無償で、iPod touchユーザには有料でアップグレードされる予定です。これだけの機能が無償でアップデートできるのはうれしいですね。もっとも他のところでお金を落としているから無償に出来るんでしょうけれど。今年の夏がいまから楽しみになりました。
そう、夏に提供されるのはOS 3.0だけでしょうかね。
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