2019年11月23、24日に行なわれたSUPER GT × DTM 特別交流戦、DTM車両が日本で見られるとあって非常に楽しみなレースでした。一昨年のSUPER GT最終戦もてぎでのDTM車両デモランは観に行けなかったので実際にDTM車両を見るのは初めてです。
エアボックスにはノーズアートのようなイラストが。
今回の特別交流戦にはザナルディ選手も参戦しています。サインを求めるファンの数は一番だったのでは?
さらにBMW陣営からは小林可夢偉選手が参戦。「こんにちは SUPER GT」と描かれたDTMマシンに一昨年のSUPER GTドライバーが乗り込む格好になりました。通常のSUPER GTイベントと同様にサーキットサファリも行われました。
今回一番の驚きはレース2予選でP.Pを獲得(車両交換によるペナルティでスタートグリッドは降格)した中嶋大祐選手の突然の引退発表でした。P.Pインタビューでの発表でしたが、あまりにさらりと発表したのでインタビュアーも気がついてない(今シーズンのラストレースと捉えたような)様子でした。
レースは2日間ともにSUPER GT車両が優勝を飾り地元のメンツを守りました。レース2ではNSX、LEXUS同士での多重クラッシュで上位勢にDTMが占める台数が多くなってしまいましたが。
55分+1周のレースフォーマットではグランドスタンドでスタートを見届けて各コーナーの観戦スポットに移動している時間がなく、結局最後までグランドスタンドで観戦するかたちとなりました。スプリントレースで目を離せない展開はそれはそれで面白いのですが、個人的には耐久レースのように思い思いの観戦スポットを巡れる時間があるほうが好きですね。
今回は特別交流戦とあるように車両やオーバーテイクシステムの違いがあり純粋なレースとは言えない部分もあったかもしれませんが、十分に来年以降に繋がるイベントだったと思います。
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